オホーツクの風になれ!(2015年)

           ときめきの北大雪からオホーツクへ
                             人間も自然も……みんな偉大だ



a0250369_16362154.gif



 昨年の第29回大会が終わり、雪解けした4月から出来るだけジョギングをし、年末年始休暇も10日間くらい、そして殆どの週末は札幌市にある滝野すずらん丘陵公園でクロカンの練習に仲間のマッチから指導をしてもらい、今年は”1本の板にいかに長く乗るか”ということを教えてもらいました。

 そして今年も湧別原野オホーツク100kmクロスカントリースキー大会に出場してきました。
 第27回大会の初出場から4年連続の出場です。 毎年書いてますが、湧別原野は大雪山の北東に位置し、湧別川に沿って広がる平野で上流から遠軽町(白滝、丸瀬布、遠軽)、湧別町(上湧別、湧別)を通りオホーツク海へ至ります。この大会は大雪山の山懐、北大雪スキー場を出発し、オホーツクを望む湧別町上湧別までの長い道のりです。ここでいう100kmとは5名1組で行われるスキー駅伝で、個人種目のコースは国内最長の85kmで、今年もこの85kmという距離を頑張って走ってきました。
 ちなみに今回のエントリー数は1,207名で内訳は以下の通りでした。
  個人種目:1,122名
     A 85kmの湧別原野コース(北大雪XCコース~文化センターTOM):470名
     B 60kmの北大雪コース(北大雪XCコース~遠軽町営東球場):51名今回から新設
     C 20kmの白滝コース(北大雪XCコース~元 旧白滝住民センター先):37名
     D 17kmの丸瀬布コース(元 旧白滝住民センター先~丸瀬布中学校):25名
     E 23kmの遠軽コース(丸瀬布中学校~遠軽町営東球場):119名 
     F 25kmの上湧別コース(遠軽町営東球場~文化センターTOM):262名
     G  5kmコース(遠軽町野上橋~遠軽町営東球場):259名
   駅  伝:100km/17組85名
     H 第1区間の15km 北大雪XCコース(7.5kmコースを2周)
       第2区間の20km 北大雪XCコース~元 旧白滝住民センター先
       第3区間の17km 元 旧白滝住民センター先~丸瀬布中学校
       第4区間の23km 丸瀬布中学校~遠軽町営東球場
       第5区間の25km 遠軽町営東球場~文化センターTOM
 遠軽・湧別の両町の地元の方々の努力や熱意があって本大会が運営されています。
 夏の草刈りから始まるコース作り。宿泊体制・参加者輸送体制。未明から夜遅くまでのコース管理とスキーヤーのサポート、日本一充実した給食所。これらの仕事の多くの部分がボランティアによって行なわれ、地域一体となった、そして何より人の温かみが入った大会です。

 さて、今年は大会翌日にどうしても外せない仕事があったので、それがわかった時点でいつも湧別85kmをご一緒させてもらっている杉さんにその旨を話すと、口頭やメールで逐次連絡をしてくれて、結局は当日進入帰宅組(サポーター1名含む6名1台)と大会前日から進入する2泊宿泊組(サポーター1名含む5名1台)に分かれての移動になりました。

 我が当日進入帰宅組は2時少し前にサポーターが迎えに来てくれて、2時にもう1軒で待ち合わせ恵庭市内のコンビニで翌朝スタート地点に到着後に摂る食事を買ってから出発しました。

 岩見沢ICから道央自動車道に入り、奥白滝PAで降り北大雪スキー場の駐車場に着いたのは5時でした。
 とりあえず、スタート用の板を置きに行き、1時間ほど仮眠して2泊宿泊組と合流しゼッケン等の交付を受け、函館のsakagさんとお会いできたので挨拶をし、トイレに行ったりしているうちに時計を見たら7時を少し回っていました。

 少し急いでスタートラインに向かいました。
 カウントダウンが始まり、花火が打ち上がり、予定どおり7時30分、天狗平をスタートしました。
 当初、曇っていたので気温もそれほど下がっておらず、ワックスもそこそこ合っているようでしたが、自分が滑ると言うことは、他の選手達も滑っていると言うことです。

 速い選手達のペースに巻き込まれることがないように気をつけて走りましたが、白滝エードでサポーターにお願いしていたウィダーをもらい1分くらいで再スタートしました。次は丸瀬布エードを目指して走りました。町道を横断して角を曲がると左奥に学校が見えるはずだ。「あれ?いつもの力強い丸瀬布太鼓が聞こえない」
 第30回記念大会だったからでしょうか、丸瀬布エードではゲストである冬季五輪で上位入賞された夏見円さんが笑顔でスポーツドリンクを配っていました。…と何となくもう少し先に目を向けると去年、函館のsakagさんから紹介していただいた湧別町のチューリップおばさんがおられたので声を掛けました。チューリップおばさんも気付いてくださり、少しお話をしてから夏見円さんにスポーツドリンクをもらうとそばにいた大会委員のかたが「カメラ預けてくれたら夏見さんと一緒に撮ってあげるよ」と、言っていただいたのでお願いしました。
 その後、温かい一口素麺をいただき、夏見円さんとチューリップおばさんに元気をもらい、次は瀬戸瀬エードを目指します。

37km地点の丸瀬布エード
a0250369_1981047.jpg


夏見円さんとツーショット
a0250369_1992518.jpg


 ちなみに、白滝~丸瀬布間を走っている間に青空が顔を出しました。
 こうなると、みんなの板もますます滑り、高速レースの展開が予想されます。

瀬戸瀬エード
a0250369_19114163.jpg


 瀬戸瀬エードではスキーを外して豚汁をいただきました。今年の器が小さくてビックリしましたが、あまり水分を補給しすぎると腹痛になるので、このくらいの量がいいのかな…。そばにいた選手と少しお話してスタートしました。自分の板の左右を交換し、次は60km地点の遠軽エードを目指します。青空をバックに、遠軽町のシンボル瞰望岩が出迎えてくれます。「もう少しだ」やがて左手に遠軽自動車学校が見え、いわね大橋をくぐるといよいよ遠軽エードです。サポーターにお願いしていた板を履き換えてうどんでも食べようと思いましたが、板を履き替える際に雪の上に足を置くと靴底に雪が着いて雪を落とす手間を考え、シートを敷いてくれ、そのお陰でスムーズに板を交換することができました。併せて、ウィダーもキャップを開けてくれ至れり尽くせり状態で、休憩するのが悪く感じたので、すぐに出発しました。

 例年であれば午後からオホーツクから吹く風が強く感じるのですが、今年はさほど感じませんでした。
 リバーサイドゴルフ場の数km手前から右膝内側の筋肉が攣りそうで、だましだまし走ってエードに到着し、スポーツドリンクをもらい、ついでに「攣りそうです」とそこにいたお姉さんに話すと「ウェアーの上からですけどエアーサロンパスをかけてあげます」とかけてもらい、さらに軽くマッサージもしてくれました。このお姉さんのお陰で最後まで攣ることなく走ることが出来ました。

 残り8kmから看板が出てますが湧別川沿いの土手が今年も遠く感じました。
 遠軽を出発してからストックを突きすぎているのかわかりませんが両肘が痛く、それとポーチが負担だったのか少し腰も痛く走って休んでを繰り返しました。
 
 土手の折り返しが過ぎ、しばらく湧別川を上流に向かい橋を越えるとゴールまで4km、最後の給水所ではスポーツドリンクをゆっくりと2杯飲んで、チューリップおばさんに「ゴールまで4kmです」と電話をし、最後の力を振り切ってゆっくりですが走りました。残り1kmの看板を過ぎ、住宅街の行き止まりにスーパーハウスがあり、そこでゴール付近に放送してくれます。「ゼッケン381番、佐藤さん、恵庭市からの参加です。最後です。頑張って下さい!」と励まされ、ゴールのトラックに入ると地元の高校生が学校指定のジャージを着て「頑張って下さ~い!」とゴールまでのわずかな距離ですが、背中を押してくれます。
 トラックを周り、数10mの直線を走りきり、今年も制限時間内にゴール出来ました。

 板とストックを外し、チューリップおばさんに出迎えていただき、ひとまず着替えに文化プラザTOMに入ると、奥の方で手を振ってくれています。先にゴールしていた杉さん達が「去年より1時間くらい縮めれたじゃないっすか!」と一緒に来た仲間が大きな拍手をしてくれて本当に嬉しかったです。

 着替えをし、再びゴール付近のうどんコーナーに行き、うどんを啜りながらチューリップおばさんとゆっくりお話出来ましたが、チューリップおばさんは地元の放送局に毎回のように85kmの内容を送り、それを放送してもらっているとのことで、実行委員会の方、応援者、ボランティアの方々以上に本大会を一生懸命伝えてくれています。

ゴール付近の給食所
a0250369_19131964.jpg


この1杯のために頑張ってます。
a0250369_19141820.jpg


 チューリップおばさんに「また来年も来ますので宜しくお願いします」と別れて、文化プラザTOMに戻ると函館のsakagさん もゴールされていました。お会いする回数が増えるたびに色々とお話しさせていただいてますが、特に印象に残った言葉は、「板に乗れるようになればまだまだタイムを縮めることが出来るし、私自身も60代が一番滑りました。」と…。坂口さも40代からクロカンを始められたらしく、自分も40歳から始めたのお話に入りやすいし、経験談なのでわかります。今回は僅差で自分の方がたまたま早くゴールしましたが、果たして自分がsakagさんの年齢になったときにsakagさんと同じように85kmを走りきれるだろうか、そして若者に負けずのタイムでゴール出来るだろうか…そう考えると、本当に素晴らしい方であり、勝手ながら目標にさせていただいております。

今回の軌跡
a0250369_19441833.jpg


 2泊宿泊組の全員がゴールし、常呂町の船長の家に宿泊するということで駐車場で見送り、あとはウチの組のBoriさんを待つだけです。
 やがてBoriさんがゴールし、残った仲間で「お疲れ様でした。着替えはゆっくりでいいからね」と労い、16時ころだったでしょうか、帰路につきました。
 所々に見える、今日走ったコースを見ながら、「ここはちょっと辛かったな」とか思い丸瀬布ICから旭川紋別自動車道に乗り、比布Jctから道央自動車道に入り岩見沢ICで降り20時に帰宅しました。皆さんご苦労さん!ドライバーとサポーターをやってくれたAriさん、本当にありがとう!

 今シーズンの反省を来シーズンに活かせるよう、引き続き頑張ります!

 大会の詳細はこちら
[PR]

by mustache-0428 | 2015-03-01 19:26 | スポーツ